■外国産小麦と国産小麦
- 外国産小麦(特にカナダ・アメリカ)は、製パン性が非常に高く、ほとんどのパン屋が使用しています。
- 問題は、輸入小麦の大部分は、ポストハーベスト処理(注1)されているため、栽培中の農薬の何倍もその残留性は高く危険です。
- 一方、国産小麦では、品種改良は進んでいるものの製パン性の高い(タンパク量の多い)小麦は少なく、ほとんどがうどん等に加工されます。
- ハルユタカという品種が国内産小麦で比較的タンパク量が高いのですが、収穫量としては、約8000t(国産全体の4%程度)と少なく、その生産量も気候に大きく左右され安定しません。
- 年によって前年度の半分以下の収穫量になることもあります。現行流通しているパン用国産小麦は、ハルユタカまたはその他の品種に輸入小麦のグルテンを混入したものが主流です。
注1:
ポストハーベストとは、収穫後の農産物に農薬を使用することです。
日本に入ってくる食べ物の多くは、輸送中の腐敗や虫の発生を防ぐためにポストハーベスト処理が行われています。