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 ■雪解けの春を感じる わさび田ツアー

 うららかな春の陽気に包まれた3月20日、滋賀県大津市葛川、上田定喜さんのわさび田を訪れました。上田さんが親子三代に渡って守り続けてきたというわさび田にたどり着くまでには三十分の山登りハイキング。「こんなハードな山登りするなんて聞いてなかったわ〜。」という声も飛び交いながら、なんとか参加者全員、無事に到着。
 そこに段々広がっていたのは、さっきまでの山登りの疲れがすっとほぐれていくような、透明感のある目に優しいグリーンのわさび田でした。
広さは約3反。山の湧き水に石を敷き詰めたところに根を張る、水菜のように立派なひとかぶのわさびをひとりひとり引っこ抜いて、湧き水で根についた泥汚れを洗います。わさびのつんとした香りとひんやりとした水の感覚に心が研ぎ澄まされるようです。




ひと仕事終えると、野菜たっぷりの鶏鍋の時間。なんと、今回の塾長、朽木村の今北さん中心に引っこ抜かれた後のわさび田で切り倒した杉の丸太を使って、火おこし場をセッティング。
 前代未聞のわさび田の中(水の上)での火おこしにわさびもびっくり!?川床気分で人間もびっくり!

 収穫したわさびは、今北さん自家製の梅昆布おにぎりに葉わさびを巻いて食べたり、さばきたての、鶏のお刺身に石ですりおろしたわさびをつけて味わいました。
 また焼しいたけにつけても美味しいという新たな味も発見。しいたけの香ばしい味がわさびでより引き立つようです。こうして参加者全員、思い思いに自分流のわさびの食べ方を楽しみました。
お腹いっぱいになったら、山にゴミを残さないようにみんなでお方付け。最後は「山(自然)と付き合っていけるような体験塾をこれを機会にどんどんやっていきたい。特に火を使うということが、暮らしの原点だということを大人も子供も共に学びあっていければいい。」という塾長、今北さんの言葉で締めくくり。
 「五月になったら野草摘みにでもこの山に訪れてください。」という上田さんとの別れを惜しみながら、わさび田をあとにしました。


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