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日記

汗血馬。

今年も節電の夏となりそうですね。特に原子力発電所の再稼働がない状況だと、関西が一番の電力不足になるとか。大きく依存していたのだと、改めて思い知らされます。

 

冷房に頼らずに熱中症を防ぐには、今の時期からややきつい運動をして、その直後に牛乳を飲むことが効果的という予防指針が、医師などで作る学会によってまとめられました。
暑さに備える工夫としては、今頃から、汗ばむ程度のややきつい運動を一日30分行い、その直後に牛乳など、糖質とたんぱく質を含む食品を摂取すると良いそうです。それを週に4日以上、1か月くらい行うと、血液量が増えるために汗をかきやすくなって、暑さに強い体を作ることができるとしています。また、お年寄りなど体力に自信がない人には、速歩とゆっくりとした歩きを3分ごとに繰り返す「インターバル速歩」を勧めています。
指針をまとめた会では「暑さに強い体になればエアコンを使うことも少なくなり、暑いということをあまり感じなくなる。涼しい今の時期から、運動と乳製品で暑さに強い体を作ってほしい」としています。

 

ところで、体温調節のために汗をかく動物は人間と馬だけだそうです。哺乳類には他にも汗をかく動物がいますが、体温調節を目的としている訳ではなく、匂いを発したり、滑り止めに使ったり、日焼け止めだったりするのだとか。大体の哺乳類は体毛が邪魔をして、汗の気化熱で体温を下げることができないそうです。汗をかいて体温調整できるからこそ、人間と馬は長距離を走ることが可能です。
世界には獲物の大型獣が、体温上昇で走れなくなるまで追いかけて狩る、という方法を採っている狩猟民族もいるのだとか。
そう考えると騎馬隊とは、理に適ったものなんですね。

 

騎馬と言えば有名な「汗血馬」。中国の歴史上で名馬といわれた馬の種類で、「血のような汗を流して走る馬」という意味で汗血馬と呼ばれたそうです。その血統は実在するという話ですが。
汗血馬の由来は色々あれど、馬の毛色によっては汗を流した時に血のように見えることがあるようで、そこから来たのではないか、という説があるそうです。他にも、寄生虫に寄生されている馬は、実際に血の汗を流すことがあるとか。寄生虫による馬の能力低下はあまりなく、モンゴルなどでは普通に扱われているようです。
また、今の競走馬でも、走って帰ってくると特に四肢、また上部の体表などに、こすって小さな静脈が切れ、血がにじんでいることがあるそうです。馬の汗には界面活性剤の成分が入っていて、わずかな出血でもよく溶かして体表に広がりやすく、目立つようですね。

 

そう、馬の汗にはラセリンという界面活性剤、つまりは石けん成分が含まれているんです。それはつまり、汗をかけばかくほど、きれいになるんですかね?
もし人間にも同じ成分があれば、シャワーを浴びなくて良くなるのかも。大きな節水につながりますね。ああでも、お風呂に入っても入っても、石けんまみれになるってことですか。それじゃ駄目だー。
ま、そんな成分はないから良いんですけど。

 

頑張って動いて牛乳を飲んで、汗血馬とまでいかなくても、暑さに強い体をつくりましょう!