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農産だより

有機農薬 -除虫菊乳剤-

 

さて有機認証を受けられる農薬を前回ご紹介しましたが、
それらを詳しくご紹介させて頂きます。(少々難しいですが...)
今回は、「 除虫菊乳剤 」というものをご紹介させて頂きます。
みなさんも「 除虫菊 」という名前は聞いた事あるかもしれません。
そぅです!!
蚊取線香!!
白花虫除菊(シロバナムシヨケギク)という種類の菊の事で、この菊には、「ピレスロイド(ピレトリン)」という殺虫物質を含んでいます。
かの有名な「金鳥」の創始者・上山英一郎がこの除虫菊を使って、渦巻型の蚊取線香を発明しました。
現在でも使っている方多いですよね♪
「 除虫菊乳剤 」とは、その「ピレスロイド(ピレトリン)」を主成分とした農薬です。
では、どう安全と判断され有機JAS認証を受けれるようになったのかご紹介します。
(ちょっと横文字が多くなるのは、すみません...)
「ピレスロイド類は、昆虫類・両生類・爬虫類などの冷血動物の神経細胞上の受容体に作用し、
Na+チャネルを持続的に開くことにより脱分極を生じさせる神経毒である。
しかし哺乳類・鳥類などの温血動物には解毒作用があり、作用は弱いとされているので安全性の高い殺虫剤である。」
要するに、人間や家畜などには化学的根拠に基づき影響はなく、害虫をピンポイントに効果を発揮してくれるというものだそうです。
な、なるほど..
学者さんがそう言うなら..
しかしこの有機認証における「 除虫菊乳剤 」には補足があり、
「除虫菊から抽出したものであって、共力剤としてピペロニルブトキサイドを含まない物に限る。」
となっています。
これは、除虫菊以外から化学的に生成されたピレスロイドに関しては、認証できず、
除虫菊から抽出したピレスロイドであっても、「共力剤」としてピペロニルブトキサイドを使用した場合は認証できないという意味です。
(共力剤とは、薬剤自身は薬効を示さないが、殺虫剤と混合して使うと殺虫効果を著しく高めるような薬剤の事です。)
除虫菊の殺虫成分であるピレスロイド系薬剤には、セサメックス、ピペロニルブトキシド、スルホキシド、プロピルアイソームなどの共力剤が知られています
これらは殺虫剤の生体内で代謝分解を行うミクロソーム複合酸化酵素(mfo)の阻害剤で、ピレスロイドの生体内における分解を抑えることによって殺虫剤の薬効
を高める物です。 
という事は、効果が弱いうちは人間には影響がないが、共力剤を使用し、効果を高めると人間にも影響があると..
なんて屁理屈を考えてしまいますが、
それでも、一般的な化学合成農薬を使用するよりは安全性が高いのは間違いないようです。
何よりも、人間の為に虫や菌を殺すんですから、全く無害でって言うのも無理があるような気もしますね。
ヘルプでは、農薬を使わない事もそうですが、どういう農薬をいつ・どれくらい使用したかが、はっきりわかる事も安心安全の大きなポイントと考えています
この記事を書きながら、改めて思いましたが、
農薬使用を1回でも減らそうと努力して頂いている生産者さんと、より美味しく、安心できる食材を求めて選んで頂いている消費者の方々を、
少しでもスムーズにマッチング出来るように今後も、もっと努力が必要ですね...

さて有機認証を受けられる農薬を前回ご紹介しましたが、

 

それらを詳しくご紹介させて頂きます。(少々難しいですが...)

 

今回は、「 除虫菊乳剤 」というものをご紹介させて頂きます。

 

みなさんも「 除虫菊 」という名前は聞いた事あるかもしれません。

 

そぅです!!

 

蚊取線香!!

 

白花虫除菊(シロバナムシヨケギク)という種類の菊の事で、この菊には、「ピレスロイド(ピレトリン)」という殺虫物質を含んでいます。

 

かの有名な「金鳥」の創始者・上山英一郎がこの除虫菊を使って、渦巻型の蚊取線香を発明しました。

 

現在でも使っている方多いですよね♪

 

「 除虫菊乳剤 」とは、その「ピレスロイド(ピレトリン)」を主成分とした農薬です。

 

では、どう安全と判断され有機JAS認証を受けれるようになったのかご紹介します。

 

(ちょっと横文字が多くなるのは、すみません...)

 

 

「ピレスロイド類は、昆虫類・両生類・爬虫類などの冷血動物の神経細胞上の受容体に作用し、

 

Na+チャネルを持続的に開くことにより脱分極を生じさせる神経毒である。

 

しかし哺乳類・鳥類などの温血動物には解毒作用があり、作用は弱いとされているので安全性の高い殺虫剤である。」

 

要するに、人間や家畜などには化学的根拠に基づき影響はなく、害虫をピンポイントに効果を発揮してくれるというものだそうです。

 

 

な、なるほど..

 

学者さんがそう言うなら..

 

 

しかしこの有機認証における「 除虫菊乳剤 」には補足があり、

 

「除虫菊から抽出したものであって、共力剤としてピペロニルブトキサイドを含まない物に限る。」

 

となっています。

 

これは、除虫菊以外から化学的に生成されたピレスロイドに関しては、認証できず、

 

除虫菊から抽出したピレスロイドであっても、「共力剤」としてピペロニルブトキサイドを使用した場合は認証できないという意味です。

 

 

(共力剤とは、薬剤自身は薬効を示さないが、殺虫剤と混合して使うと殺虫効果を著しく高めるような薬剤の事です。)

 

除虫菊の殺虫成分であるピレスロイド系薬剤には、セサメックス、ピペロニルブトキシド、スルホキシド、プロピルアイソームなどの共力剤が知られています

 

 

これらは殺虫剤の生体内で代謝分解を行うミクロソーム複合酸化酵素(mfo)の阻害剤で、ピレスロイドの生体内における分解を抑えることによって殺虫剤の薬効

 

を高める物です。 

 

 

という事は、効果が弱いうちは人間には影響がないが、共力剤を使用し、効果を高めると人間にも影響があると..

 

なんて屁理屈を考えてしまいますが、

 

それでも、一般的な化学合成農薬を使用するよりは安全性が高いのは間違いないようです。

 

 

何よりも、人間の為に虫や菌を殺すんですから、全く無害でって言うのも無理があるような気もしますね。

 

ヘルプでは、農薬を使わない事もそうですが、どういう農薬をいつ・どれくらい使用したかが、はっきりわかる事も安心安全の大きなポイントと考えています

 

 

 

 

この記事を書きながら、改めて思いましたが、

 

農薬使用を1回でも減らそうと努力して頂いている生産者さんと、より美味しく、安心できる食材を求めて選んで頂いている消費者の方々を、

 

少しでもスムーズにマッチング出来るように今後も、もっと努力が必要ですね...

 

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