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日記

カニじゃない。

もうすっかり冬ですね。最近は一気に寒くなりすぎだと思います。

この寒さで、色々美味しくなるものがあることだけが救いです。カニとか良いですよね!

ところでタラバガニってカニじゃないそうですよ。実はヤドカリなんですって。

タラバガニは、エビ目ヤドカリ下目タラバガニ科に分類されており、生物学的にはヤドカリの一種です。

まずカニがエビというところに驚きますけれど、エビ目(十脚目)のうち、カニ亜目、ヤドカリ亜目、エビ亜目のいずれに該当するかで種類を分けます。

十脚甲殻類のうち、しっぽの短いのがカニ、長いのがエビで、その中間がヤドカリという分類です。

カニの足は5対(10本)ありますが、タラバガニは一番下の足が小さく、メスの腹部が右に捻じれているという、ヤドカリと共通する特徴があります。
外見的にはカニに近いですが、生物学的には他のカニと区別して、ヤドカリに分類されています。

同じようにエビによく似たヤドカリもおり、この3種は遺伝子的に類似しています。タラバガニが「カニじゃない」と言っても、あくまで生物学的な分類であり、食べれば立派なカニです。美味しいです。

ちなみに、タラバガニと同じくヤドカリの仲間であるカニとしては「花咲ガニ」も有名になりました。こちらも美味で高級品として扱われることの多いカニですが、タラバガニと同じくヤドカリの一種です。

また、カニの代表として挙げられるズワイガニとタラバガニですが、両方とも脚は全て食べられます。
しかし、カニ味噌には違いがあります。タラバガニは主に脚の部分だけを食べて、カニ味噌はほとんどないので食べることはありません。ズワイガニのカニ味噌は非常に濃厚で美味なので、美味しく食べられます。

あとズワイガニはカニなので横向きにしか歩けないのに対し、タラバガニはヤドカリの仲間なので前向きにも歩けます。
前向きに歩くカニがいるなんてびっくりです。ヤドカリですけれど。

ヤドカリですけれど、美味しく食べるには何の問題もありません。
この冬、カニでもカニじゃなくても、ちょっと贅沢いかがでしょうか。