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日記

ラーメンという趣味。

先日、自宅近くに新しいラーメン屋さんが開店しました。近々開店するという話は聞いていたものの、日程など全く知らなかった私、驚くようなことで開店日を知りました。
開店当日、出勤しようと家を出てお店の近くを通ったところ、なんと店の前に並んでいるお客さんがいらっしゃいます。
え、ラーメン屋さんって、何時に開くの?
私は事務職なので始業が9時、それに合わせて家を出るのですが、そんな時間から並んでいるとは。既に人気のお店なのでしょうか。

聞くところによると、有名店のセカンドブランド、なるものだとか。のれん分けみたいなものでしょうか。セカンドブランドという単語にすら馴染みのない私です。普段から外食をせず、ラーメン屋さんに行くこともないので、そういった事情に詳しくありません。
セカンドブランドという言葉を調べた限り、服飾や他の飲食店のセカンドラインとは別の意味で使われている、一種のラーメン用語? のようです。「本家のラーメンとは全く違うコンセプトや味で、別の店名を掲げているお店」という記述をインターネット上で見かけたのですが、これが一番分かりやすかったです。

ところで、ラーメン好きな方を見ている限り、他の単一の食べ物を好きだという人よりも市民権を得ているように思えます。そこにどんな差があるのだろうと考えますが、ラーメンというものは、好きな食べ物という枠ではなく、趣味の一ジャンルになっているのではないでしょうか。
野球が趣味、サッカーが趣味、映画が趣味、などと並列してラーメンが趣味、と言っても良い気がします。

一つの例ですが、映画が趣味という方と、ラーメンが趣味という方は共通項があるように見えます。
話題の映画が上映になれば見に行くのと同じように、雑誌に載ったラーメン屋さんに行ってみる。
この監督の作品は全部見るのと同じように、系列の店には全部行く。
あるいは何度も見返す絶対的な作品があるように、同じ店にしか行かない。
アクションが好き、恋愛物が好き、推理物が好きというジャンルの好みがあるように、醤油が好き、豚骨が好き、塩が好きという好みがある。
そして見た映画の論評を仲間内でするように、食べたラーメンの感想を皆で語る。
当てはまる方も当てはまらない方もいらっしゃるでしょうし、それぞれの楽しみ方があるとは思いますが、そう見える程にラーメンというものは大きなジャンルとして発展しているのではないでしょうか。

趣味の一ジャンルというものはつまり、一つの文化であると捉えても間違いないでしょう。
近所のラーメン屋さんが開店したあの日、私の帰宅時には店の前に長い行列ができていました。そこにはたくさんのお花も飾られておりました。ですが朝の通勤時間には、まだお花はありませんでした。開店祝いのお花よりも早くお客さんが並ぶ......それは確かに、多くの人の心を掴んでいる証だったと思います。
きっと今日も行列ができているんだろうなあ。