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農産だより

台風21号

春は例年に比べ穏やかな気候でしたが、その後から頻発する異常気象。
6月は大阪北部地震、7月は記録的な大雨、8月から9月にかけて頻発する台風。
そして、この度の胆振東部地震と日本各地で被災されている方がおり
一刻も早く皆様に日常が戻ってくることを祈るばかりです...。

今回、9月に到来した台風21号により影響を受けた生産者の確認を行って参りました。
台風の後、電話でその悲惨な状況を耳にしておりましたが、実際の状況を見てより一層唖然としました。

亀岡・平井國晴さんは前々年の大雪の際に、積雪によって多くのハウスが倒壊。
そこで新調していたハウスがありましたが、そのハウスもまた入り口付近がゆがむなどして不便が生じています。
また別の場所にあったハウスに関しては、風を遮る建造物がなかったことが大きかったのか
ぺしゃんこになってしまっておりました...。

あまりの酷さに言葉が見つからず、少しの間同行スタッフとただ状況を眺めるばかりでした。
平井國晴さんはいつも通り優しく自分たちに接してくれましたが、きっと内心はかなり辛い思いをされていると思います。
台風後の長雨の影響でもうすぐ出荷予定の葉物も影響を受けておりますが、しっかり届いた分は大切に皆様へお届けしたいと思いました。


また同日、久御山町東一口の方へも足を運んできました。こちらは淀トマトで人気の豊農会の内田さんと野村さんのハウスです。

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平井さんの状況がかなり厳しかったので、これ以上はないだろうと思いながらの訪問でしたが、自分の想像力稚拙さを痛感しました。東一口の惨状は想像を絶し、野村さんのハウスは6棟中5棟が厳しい状況です。
内田さんのハウスに関しましても、台風が過ぎた後ハウスを確認すると丸々1棟姿を消していたそうです。
そして近くまで寄っていくと、隣接していたハウスの上にもう一つのハウスが乗りかかっている状況で発見されたとのことです。

内田さんのハウスは新調して間もなかったことから、地面にきちんと根付いておらず瞬間風速50メートル以上の風を受けて地面から抜け飛んでしまったとのことです。被害を受けたハウス4棟の被害損額もかなり厳しいものがあります。

今後の国や府の補助の額にもよりますが、現状では再生産が難しいかもしれません。
このまま終わりにするのは絶対に避けたいという気持ちもありますが、淀トマトの来期の販売が出来ないかもしれません。

訪問時、野村さんも内田さんも惨状に肩を落としておられ、内田さんに限っては台風以後こちらのハウスには足を運んでおられていなかったそうです。帰り際、辛いお気持ちの中、「今日は見に来てくれてありがとうな!!」と声をかけていただけました。

今後、自分たちにできることはなんだろうか。生産者の色んな気持ちと、逆境のなか自分たちに対する優しさを受けて
そう自問自答する日々が続いております。