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生産者日記

こころ野便り 倒伏

そろそろ色付き始めた田圃、もう稲刈りが始めった田圃も有る。稲作農家は、収穫前の稲穂が、台風や豪雨で倒伏してしまわないかと心配な事だろう。

モロヘイヤやオクラも雨が降り土が水分を含んで柔らかくなった所に強い風を受けると倒伏してしまう。モロヘイヤやオクラが倒れてしまうと収穫用の通路が塞がれてしまう。収穫前に先ず倒れた株を起こし根元を足で踏みつけ元の体勢に戻してから収穫を始める。

が、水分を含んだ柔らかい土ではなかなか固定できない。高温多湿の中の作業は結構しんどい。本来地上部を支えるために地中深くに根を張る植物なのだが育苗中狭いポットの中でこんがらがった根は、真っ直ぐ下に伸びる機能を失っているようだ。

畑に直接種を播けば根は、下に下に向かって根を伸ばすはずだ。人に都合よく栽培するという事は本来植物が持っている性質を制限してしまっている事に気付く。

そしてまたそれが農業なのだと改めて思う。

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