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生産者日記

こころ野便り 食害野菜その後

虫たちの食害に遭った野菜は収穫されることなく畑でそれなりに生育を続ける。
最近では、虫も少なくなり新しく出てきた葉が育ち食害された葉を覆いはじめた。
天気の良い日も続いたので葉は厚みをまし光沢が出てツヤツヤと輝いている。

商売的には、この作付けは失敗した。しかし野菜からすれば虫たちとの生存競争に勝ち抜いた事に成る。
人間の食事が、単に栄養補給だけでなく強い生命力をも体に取り込む事だとするとこんな野菜こそ値打ちが有るのかもしれない。

うまく説明出来ないけれど農薬を使わない畑には自然の意思が表れてくるような気がする。

先日京都大学の先生が畑を見学に来られた。慣行農法から現在に至る畑の変化や発酵肥料を作り始めた経緯などを話した。
非常に興味を持って話を聞いてもらうことが出来またお互い共感する事が多かった。しかしその内容は、知ってる人は知ってるが一般的ではない。
経済最優先のフィルターが掛った目には見る事の出来ない自然の意思なのかもしれない。

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