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生産者日記

こころ野便り オオカミの護符① 

ラジオで小倉美恵子著「オオカミの護符」が紹介されていた。
面白そうだったので早速買った。

読み始めてまえがきから共感する事ばかりだった。
まず同世代の農家出身だという事。
高度成長期農業者人口がどんどん減る中子供ながらに感じた農家の哀れ。
父から聞かされた話と同じことが文章に綴られている。

高度成長の申し子としてその恩恵にあずかってきた私が、「何か大切なものを置き忘れて来たような気がする・・・」と代々続いてきた暮らしを振り返りそう書かれている。
大都会の地層の中に埋没してしまった農村の暮らしを発掘しその源流を辿るお話に興味は尽きない。

振り返って私は、就農した時名刺を作った。
肩書を「百姓」とし「田中真弥」と名前を入れた。
「哀れな百姓」ではなく「誇りある百姓」に成ると言う22歳の決意を思い出した。

田中真弥.jpg