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生産者日記

こころ野便り オオカミの護符②

著者の生まれは、現在の神奈川県川崎市土橋たった50戸の農村だった。
現在では、7000世帯が暮らすオシャレな町らしい。
高度成長期までは、江戸時代とあまり変わらない生活が続いていたという。

私の母も農村育ちで嫁ぐまでの昔話を聞いていると「江戸時代とあまり変わらんな~」と思っていた。
江戸時代とあまり変わらないという事は、それ以前ともそんなに変わらないのかもしれない。

忘れられかけていた納屋に貼られた「黒い獣のお札」は、明治以前の神仏習合や山岳信仰を遡り縄文時代の素朴な自然信仰への旅に誘ってくれた。
その旅は、田畑を潤す遠く離れの水源の森奥深い山々へと続く。

そして現在も山奥でその信仰が脈々と受け継がれている事を知る。
私が、お正月に「畑の神さん参り」を始めたのも自然に対する百姓の心を形にして表したかったからだ。

自然と共に生きる者として共通の思いが有るのかもしれない。

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