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生産者日記

こころ野便り 農業について思う事 その④

「心地よさの感じられる農業」とは言っても自分の経験してきた農業で感じた事は無かったし、
北海道の美しい景色を作っている農業も実際は、効率を重視した単一作物の栽培だった。
大型書店の農業に関する書棚に「自然農法」等と言う類の本を見付けた。
福岡正信著「わら一本の革命」と言う本は面白かった。
農業とは、言うが、種を蒔いて後は、ほぼ放任状態なのだ。
人が手を掛けない事が、自然の理に適っているというのだ。
それを切っ掛けに無農薬栽培や有機栽培等の本を読み漁った。
しかし、一方で科学も好きだった。
竹内均が、編集長を務める科学雑誌の定期購読もしていた。
その竹内均訳ジェレミー・リフキン著「エントロピーの法則」と言う本も非常に興味深かった。
エネルギーは、高い方から低い方にしか流れず最後には、利用不可能なエントロピーが増大してゆくと言うのだ。
地球内部の資源を使い果たしてしまえば、現代文明は、終わってしまう。
唯一地球に降り注ぐエネルギーである太陽の光を活かせるのは、農業だと若かった自分は、単純にそう思いときめいた。

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