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生産者日記

こころ野便り 農業について思う。その23

残り2日、その日は、大津に有る自衛官に成る為の教育を受けた駐屯地が目的地だった。
短距離の移動だ。歩き始めて間もなく赤いランドクルーザー40が止まった。
降りて来た男性が、話がしたいので少し時間を貰えないかと言う。
了解し小一時間後に会う事になった。

交通量の多い湖岸の国道を懐かしい景色を見ながらしばらく歩いた。
喫茶店の駐車場にさっきの車が止まっている。
準備中だったけれど開けてもらったと男性に即され中に入った。
楽しい時間だったが何を話したかはよく覚えていない。
でも同席していた娘にダンスサークルに誘われその後日通う事になった。

後日談になるがそのダンスサークル内で出会った女性と数年後に結婚する。
今でも時々思う。もやもやしていた敦賀の分岐点で鯖街道を進んでいたらと。
でも今の自分が、幸せであるという事に間違はない。
歩む方向を決め準備を整え一歩踏み出せば後は自然に委ねる。

今になって思えば、今行っている農業も同じスタイルの様だ。
進む方向を決める羅針盤は、本能的なものだと思うがその都度出会った人たちが水先案内人であったように思う。
しかし、その事に気付くのは、うんと後の事で有機農業を始めてからの事である。

大津駐屯地では、大勢の人に大歓迎してもらった。
夜には、お世話になった教官たちとお酒を飲んだ。
嬉しかった。楽しかった。
さて明日は、いよいよゴール。

田中真弥

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